日本のドキュメンタリー

日本のドキュメンタリー作品には戦争ものという大きな潮流があり、それを軸に発展してきました。また、映画としてではなく、NHKのような大きな予算を組めるテレビ局による番組として、良質なドキュメンタリー作品が生み出されてきたのも特徴です。

しかしTV局が思想的、倫理的に偏ったものしか取り上げなくなったため、そのアンチテーゼとして、現在日本のドキュメンタリー作家は、新しい作品を生み出そうとしています。

テレビが取り上げない「社会的弱者」

テレビが取り上げない「社会的弱者」を題材にした作品は年々増え続け、今ではドキュメンタリー作品の題材として大きな潮流を成すようになりました。代表的な作家として、部落についての作品を撮る田中幸夫や、東日本大震災の被災者を撮る小森はるかなどがいます。